自分でハーレーのマフラーは交換できるか

大切なハーレーのマフラー交換ですが、業者に任せず自分でやってみたいという方もいるかもしれません。結論からいえば、自分で交換するのは可能です。

ハーレーの車両にも個体差がありますし、車種によっても工具や所要時間が変わってきます。マフラー周辺のねじは、大半がインチサイズでミリ工具を使用できない点に注意してください。固定されているボルトはかなり強めですので、結構力が必要になるでしょう。

車載工具の中にはメガネレンチもありますが、エキゾーストパイプに影響し上手く回らない可能性がありますので、ボックスソケットの長いものがあればよいかもしれません。

次に、一番困難といえるマフラー本体の取り外しです。サイレンサーが固定されている部分のボルトを外していくのですが、そのまま無理に引っ張っても抜けるものではありません。エキゾーストパイプに負担がかからないよう、少しずつ動かしてあげながら慎重に引き抜いていきましょう。

サビついていると抜けにくくなりますので、何らかの潤滑オイルをさしてください。その後は自分のハーレーに合った新しいものを装着して、逆の手順で元に戻すだけです。潤滑オイルを使用した場合は、しっかりふき取る必要があります。

作業が完了したからといってそこで終わりではなく、連結管などから排気が漏れていないかを確かめてください。排気漏れがあれば、漏れないように作業をやり直しましょう。自分で交換を行った場合は、ボルトが緩むこともありますので、定期的に確認をすると安心です。